◆「学習した後に昼寝すると、5倍も記憶しやすくなる」らしいです：管理人の睡眠

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2015年04月09日

◆「学習した後に昼寝すると、5倍も記憶しやすくなる」らしいです

Sleeping / Tobyotter

◆最近話題になった記事で、こういうものがありました。

学習した後に1時間ほど昼寝すると、5倍も記憶しやすくなる：研究結果｜ライフハッカー［日本版］

当ブログでも、睡眠の効果については何度かご紹介してきましたが、具体的な実験の結果としてうたわれたのは、初めてかもしれません。

これに関して、少々思う所を……。

◆まずは、その実験内容と結果について。

ドイツの大学が行った研究では、まず41人の被験者に単語と単語の組み合わせを覚えてもらいました。次に、被験者に1時間以内の昼寝をするか、同じ時間だけゆったりとDVD鑑賞をするか、いずれかをしてもらいました。その後、記憶した単語を思い出すテストを行いました。
「45分から60分という短時間の睡眠でも、記憶からの情報検索に5倍の改善がみられました」と、研究員のAxel Mecklinger氏は言います。すなわち、DVD鑑賞をしたグループが多くの単語を忘れてしまったのに対し、昼寝をしたグループは昼寝前と同じ数か、それ以上の単語を思い出すことができたのです。

確かに、昼寝にかかわらず、学習後に睡眠をとることの効果については、このような説がありました。

カレーライス効果とは？

要は、睡眠をとることによって、記憶が定着する、ということなのですが。

ただ、具体的な時間については、特に言われていなかったため、普通は「就寝前に勉強して、即寝ると良い」と考えられていたわけですね。

◆それに対し、今回の実験だと、「45～60分でも」という表現になっているため、夜の就寝時でなくとも、昼寝でも効果がある、という結論になっているよう。

確かに、長時間昼寝をすると、起きてからボーっとしたり、体がだるくなった経験がおありの方も多いと思います。

というか、単に頭をスッキリさせるためだけだったら、15分や20分程度で十分なハズ（睡眠不足の場合を除く）で、「45～60分」という時間は、従来の説からすると、ちょっと長いような？

ただ、それでも記憶力が増すのであれば、試してみても良いと思います。

また、夜の就寝時間や、昼寝の前にやるカリキュラム等も工夫すれば、より一層効果が望めるかもしれませんね。

◆なお、こちらは、明るくなることで自然に目を覚まさせる目覚し時計。