2014年02月12日
◆ワーキングメモリに良い食べ物色々
Milk crown / fox_kiyo
◆先日ご紹介して、なかなかの人気だった本、『脳のワーキングメモリを鍛える!』。
この本の第10章は「ワーキングメモリと食生活」ということで、「脳に良い」さまざまな食べ物を推奨しています。
そこで今日は、その中から一部抜粋してみようかと。
◆まず「脳に良い食べ物」といっても、脳に対する効果の違いから、次の3つのカテゴリーに分けられる、とのこと。
「健康維持」
「機能増強」
「刺激・活性化」
これらのうち、最初の2つは分かるとして、最後の「刺激・活性化」というのは、神経細胞間で信号がスムーズに受け渡しできるようにするものになります。
では、それぞれについて、食物を列挙!
■健康維持
●乳製品
⇒2012年に行われた調査によると、1日にコップ1杯以上牛乳を飲んでいる人は、そうでない人に比べて、認知テストのスコアが高かった、とのこと
●赤身の肉
⇒ワーキングメモリに有効な栄養素、カルニチンとビタミンB12を含有
■機能増強
●フラボノイドを含む食品
⇒フラボノイドにはワーキングメモリを向上させ、正常な加齢に伴う記憶障害を食い止める効果があるそう
★具体例(抜粋)
・ベリー類
・ダークチョコレート(カカオを最低70%含むもの)
・緑茶、紅茶
・赤ワイン
■刺激・活性化
●DHAやEPAを含む食品
⇒脳がこれらを蓄えていると、神経細胞間の情報の伝達がスムーズになるのだとか
★具体例
・脂肪分の多い魚――サバ、サケ、イワシ、マス、マグロ
・シカ肉など赤身の肉
◆DHAが脳に良い、というのは、今までもよく言われていましたね。
こういうサプリもありますし。
ネイチャーメイドスーパーフィッシュオイル90粒
本書では、「ソファーでゲーム三昧」だった少年が、こういったサプリを服用することにより、「図書館のハリーポッター全巻読破」に生まれ変わる話も登場しています。
ただ、当ブログをお読みの方のように、すでにキチンと税理士試験の勉強をされている方だと、これほどの「目を見張る」効果は期待できないかも。
◆また本書では、実際にこういった食物を使った「レシピ」も紹介されています。
これらも、実際に自炊されている方ならまだしも、普通の「料理のできない」男性にはちょっとハードルは高め。
また、「シカ肉」なんて、普通スーパーに売ってませんよね?
ここはやはり、牛乳や赤ワイン、ダークチョコレートといった「単品で服用できるもの」にならざるを得ないかと。
また、そろそろバレンタインですから、こういったダークチョコレートを、うんちく込みで受験生にプレゼントするのもいいかもしれません。
Rapunzel ダークチョコレート カカオ85%
いずれにせよ、この本は税理士試験受験生なら、一読をオススメ!
脳のワーキングメモリを鍛える! ―情報を選ぶ・つなぐ・活用する
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