◆短時間睡眠の3つのワナ:管理人の睡眠で◆短時間睡眠の3つのワナを解説!



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2012年01月17日

◆短時間睡眠の3つのワナ




Day 19 / |Chris|



◆資格試験の勉強をしていると、ついつい試してみたくなるのが「短時間睡眠」です。

何せ、6時間ある睡眠時間を4時間半とか3時間に減らせば、それだけ勉強時間が確保できるわけで。

昨年暮れには、こんな記事が人気を集めていましたし。

何回かに分けて眠る「多相性睡眠」にすれば睡眠時間を短縮できる! : ライフハッカー[日本版] 何回かに分けて眠る「多相性睡眠」にすれば睡眠時間を短縮できる! : ライフハッカー[日本版]

実際私も、4時間半睡眠に挑戦してみたことがありました。

結局は挫折したのですが、その過程で気づいたこと等をまとめてみます。



◆内容

●1.「慣れる」のではなく「疲れが蓄積する」

◆運動や勉強と同じく、最初は辛くとも、徐々になれるかと思ったのが大間違い。

むしろ、日々の疲れが蓄積していき、どこかでドカーンと表面化します。

それは例えば、免疫力が低下して風邪を引いたり、軽く15分ほど昼寝をするツモリが、そのまま起きずに1時間以上寝たり。

専門学校の自習室で、それまでキチンと15分で起きられたのが、よほど眠かったのかホントに爆睡してしまい、あやうく次の授業が始まる寸前だったこともありました。


●2.頭のキレがにぶくなる

◆恒常的に睡眠不足の状態なワケですから、いつも頭がボンヤリしていました。

ただ、「本試験でもこういう状態になるかもしれない!」と思って、必死に計算問題を解いたりしていたという。

とはいえ、「アウトプット」はいいのですが、「インプット」はメロメロ。

新しい理論を覚えるのに、非常に苦労したのは、かえって時間のロスだったような。


●3.記憶が定着していなかった?

◆受験生当時は知らなかったのですが、睡眠は「頭のデフラグ」的な役割があります。

つまり、暗記した理論を定着させるには、睡眠が必要であるということ。

短時間睡眠は、その機会をそれだけ失われることになります。

上記2番目は自覚できるのですが、こちらは自分では分からないので、やはり要注意かと。

詳しくは、先日ご紹介したばかりのこの本にも詳しいです。

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)
受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)


【まとめ】

◆長々と書いてきましたが、私の周りの合格者たちを見ても、「短時間睡眠」で合格した人はいませんでした。

もちろん、私が話をしたことがない受験生で、そういうやり方をして、合格された方がいるかもしれません。

ただ、10人以上の知り合いの合格者の誰一人として、睡眠時間を削った人はおらず、個人的な見解としては、やはり受験勉強に睡眠は必要かな、と思います。

特に、冒頭の記事もそうなのですが、受験生が挑戦しているわけではないので、たとえ成功していたとしても、弊害があるのではないか、と。


◆また、睡眠についての問題はむしろ、「寝床に入ったものの眠れない」「6時間寝たけれど寝たりない」といった睡眠の「質」にある人が多いような。

私はそもそも、「どうせ寝付けないなら、短時間睡眠にしよう」と思ったクチなのですが、結局眠れない分机に向かったのですが、上記のように費用対効果は悪かったです。

私の場合は、カラダが疲れてないのに頭を使いすぎると眠れなくなることが分かったので、適度な運動を取り入れて、何とか乗り切りました。

いずれにせよ、今年の夏の受験に向けて、自分なりの睡眠サイクルや、安眠法を見出すことは大事だと思います。

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foxxyfoxxx at 13:00│Comments(0)睡眠 
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