2011年01月07日
◆「最強の勉強法」に見る、理論暗記のコツとは?
◆最近、巷で話題になっていたのが、2ちゃんねるのスレッドの内容を編集したこの記事。
最強の勉強法:ガラパゴス速報
内容を見る限り、資格試験ではなく大学受験のようですが、こと「暗記する」という点ではさほど違いはありません。
この中で、経験者としては「なるほど」と思う点があったので、ご紹介しておきます。
◆発言者は「反復法」と呼んでいるのですが、これこそまさに、税理士試験の理論暗記で私が実践していたやり方。
①覚えるパートを3つ4つ決める。(パートは短めに決める)
②パート1をやる。その後パート2をやる。その後パート3をやる。その後パート4をやる。
③パート4が終わったらまたパート1をやる。……パート3が終わったらパート4をやる。
④②③を複数回程度繰り返す。
ここでのミソは、私の受験生時代に指導されていたように、
(1)A
(2)A⇒B
(3)A⇒B⇒C
(4)A⇒B⇒C⇒D
とやらないこと。
このブログでも以前申し上げたように、私は最初の部分を毎回暗記するのではなく、細切れででも最後まで終わらせてから、最初に戻って暗記するやり方でやっていました。
◆似たようなことを、発言者はこうも言っています。
範囲を序盤中盤終盤ぐらいに分けて序盤をひたすら反復法で暗記する。
そのあと中盤を反復法で暗記する。
このとき空き時間とかに序盤の復習をささっとやる。あるいは序盤範囲を読んで復活させる。
これを中盤勉強が終わるまで続けたら序盤はほぼ覚わる。
終盤勉強に入ったら空き時間に中盤の復習をささっとやる。これで中盤蘇らせながら終盤を終わらせる。
その後は序盤中盤を復活させて終盤も復活させる。
だから試験日より前に終盤の勉強が終わるくらいにしとかないと。
もちろん、毎回最初から暗記するやり方で、キチンと覚えてらっしゃる方もいるかもしれませんが、このやり方も一度試してみると良いかもしれません。
なお、上記記事の最後に紹介されているこの本は、資格試験の勉強本としては、かなり良質だと思いますので、お薦めです。
図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!

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