2010年09月14日
◆最適な復習のタイミングとは?
◆今日は、脳神経科学者である篠原菊紀さんの最新作、『一生クビにならない脳』から、「最適な復習のタイミング」について学びます。
この考え方は、今まで読んできたどの本にもなかった内容なので、理論暗記を含む記憶法について関心のある方なら、一読の価値があると思います。
◆結論から言うと、「最適な復習のタイミング」とは、
(学習から復習までの期間:期間1)÷(復習から本番までの期間:期間2)=0.1〜0.3
なのだそう。
これは、実際の実験結果(Pashler,h.,et al 2007)から割り出されたものです。
本書では間をとって、比率を「0.2」に設定。
つまり学習から本番までの期間を6で割った答えが、最適な復習タイミングなのです。
60日後が目標(試験など)なら、今日やったことを10日目に復習するのがベストとなります。
◆さらに、2回目、3回目の復習はどうすれば良いのか、についてもこのような記述が。
60日後が目標なら、60÷6=10でまずは10日後に1回目の復習。残り50日をまた6で割ると、2回目の復習タイミングは約8日後です。
これから資格試験や社内の試験に臨む人は、試験日から逆算した勉強スケジュールを立ててみましょう。勉強内容を単純に並べるのではなく、復習のベストタイミングを意識した効率的なスケジュールを立ててください。
税理士試験の理論暗記場合、ある程度復習のスケジュールも指定されているので、基本的にはそれに従ってください。
……というか、1週間後の授業のための理論暗記ですと、結局毎日暗記することになるんですがw
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参考:【勉強ネタ】『一生クビにならない脳』で知った4つのTIPS
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