2010年02月05日
◆地アタマを鍛える知的勉強法
◆今日は、齋藤 孝先生のスゴ本、「地アタマを鍛える知的勉強法」の中から、「目次勉強法」をご紹介します。
齋藤先生というと、多作で知られるだけに、敬遠されている方もいらっしゃるかもしれませんが、この本は受験生なら必読だと思います。
◆「目次勉強法」とは、その名の通り、テキストの目次に書き込むことによって、学習対象を学ぶというもの。
ただし1点ミソがあって、それは「目次の拡大コピー」をとって、そこに書き込むということ。
◆また、齋藤先生は、答案の採点をしていて気が付いたことに、的外れな解答を書く学生は、「問題の取り違え」、つまりは「全体の中でどの部分を問われているかという位置づけができてない」のだとか。
それを防ぐためには、この「目次勉強法」を実践し、「まず目次(全体の段取り)を頭に思い浮かべ、そこに付随した知識や凡例を思い出しながら、現実の問題に多角的に検討を加えて」いくと良いのだそう。
私自身は「俯瞰する能力」が人より秀出ていなかったので、受験の際には結構苦労した記憶が(涙)。
こういう形で「俯瞰する能力」を訓練をしておくと、応用問題が出ても、対応できそうなヨカン。
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ただし1点ミソがあって、それは「目次の拡大コピー」をとって、そこに書き込むということ。
えー、本書の80ページには、実際に文字が書き込まれたコピーが掲載されているのですが、なるほどこの程度のラフさでいいのか、と納得しました。まず、勉強したい本、制覇したい参考書などの目次を拡大コピーします。そこに、その本の重要と思われるポイントを書き込んでいきます。それを色分けしたり、あるいは余白に自分で作った問いの答えを書いたりして、目次を中心に、いわば地図のような本の俯瞰図を作成します。
◆また、齋藤先生は、答案の採点をしていて気が付いたことに、的外れな解答を書く学生は、「問題の取り違え」、つまりは「全体の中でどの部分を問われているかという位置づけができてない」のだとか。
それを防ぐためには、この「目次勉強法」を実践し、「まず目次(全体の段取り)を頭に思い浮かべ、そこに付随した知識や凡例を思い出しながら、現実の問題に多角的に検討を加えて」いくと良いのだそう。
私自身は「俯瞰する能力」が人より秀出ていなかったので、受験の際には結構苦労した記憶が(涙)。
こういう形で「俯瞰する能力」を訓練をしておくと、応用問題が出ても、対応できそうなヨカン。