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2009年11月04日

◆自分の勉強スタイルを考える



◆今日は、佐々木正悟さんの、勉強法、特に勉強スタイルについて述べたご本、「ライフハックス勉強法」から「自分にあった勉強方法を考える」というテーマでお送りしたいと思います。

この本では、勉強法を「暗記型勉強法」「理解型勉強法」に二分。

動機づけの違いによって「好奇心型」「目的達成型」に、さらに「独習型」「スクール型」とに分けて分析しています。


●「暗記型」と「理解型」

◆本書では両者の見分け方について、こう述べています。

たとえば書店でいくつかの参考書を比較してみて、右に英文、左に和文が書いてあるとか、一見して一問一答ふうの問題集スタイルが良さそうに見えるなら、暗記型に近いといえそうです。つまり読んで理解するよりも、問題を解いて覚えることが得意だと感じているからです。

これを読む限り、私は完全に「暗記型」と言えそうです。

実際、税理士試験の理論暗記も大変ではありましたが、理解しなくともガツガツ暗記する方でしたし。


◆一方の「理解型」については、こう。

 逆に、一般の書籍のようにこぼれ話やエピソードなどいろいろなことが「書いてある」のを読んでみて、面白いと感じられる人は、理解型勉強法が向いているでしょう。そうした人は理解することが自然と面白く感じられる人なのです。

おそらく、専門学校の先生に「この理論は理解できないので暗記できません」と質問されるような方が該当する感じですね。


●「好奇心型」と「目的達成型」

◆こちらの区分はちょっと分かりにくいかもしれません。

一応例として挙げられているのが「英語の勉強がしたい人」

「英語の勉強は楽しいから、英語の勉強がしたい」という方は、「好奇心型」

一方、やりたいことが「英語を勉強することで、外国人と意思の疎通を図る」というのであれば、この目的は英語学習以外の努力で満たされる可能性があり、これは「目的達成型」になるという。

 一言でいえば、「目的達成型」の人は、目的が達成されるなら、手段は勉強でなくてもかまわないと考えている人です。(中略)

 好奇心型はそれとは逆で、勉強以外の手段で「勉強する喜び」を満たすわけにはいかないのです。

これが「勉強」ならいいのですが、「ノート取り」を目的としてしまう人は要注意だと個人的には思っていますが。


●「独習型」と「スクール型」

◆これは大雑把にいって、「一人」がいいか「みんなと」がいいかの違いのよう。

人は、苦手なことや努力を必要とする行為に直面すると、自分の弱いところが痛みはじめます。孤独が苦手な人は、勉強をするとなると人と一緒にやりたくなるのです。反対に人が苦手な人は、勉強を学校でするのは苦痛なのです。

税理士試験の受験においては、圧倒的に後者が多いと思いますが、それはそうすることを薦められている可能性もあるので、本書を読んで、よく考えていただきたいところです。


なお、本書はそれぞれのタイプごとに向いた勉強法が指導されていますので、「周りの人とどうも考えが違う」、とお感じの方は、チェックしてみるのも良いと思います。

「2パターン×2パターン×2パターン」の計8パターンそれぞれについても分析がされており、これもまた要チェックかと。

参考:【スタイル別】「スタディースタイル ライフハックス勉強法」佐々木正悟:マインドマップ的読書感想文


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