◆税理士試験受験生で「字が汚いこと」について:管理人の税理士試験全般で◆税理士試験受験生で「字が汚いこと」についてを解説!



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2007年10月25日

◆税理士試験受験生で「字が汚いこと」について

◆最近税理士試験自体からちょっと離れた話題が多かったので、久しぶりに税理士試験全般に関するお話として、掲題の件を。

実は最近、税理士試験の法人税法の「本試験の採点をしたことがある」、というOB税理士さんにお会いする機会があったので、前から気になっていた「字が汚いと採点で不利かどうか」お話を聞いてみました。


◆基本的に、税理士試験の理論問題においては、とりあえず「字が汚くとも、答えが書いてあればいい」、という定説(?)があったと思います。

それ以前に、どんなに字がキレイでも、「書いていない答えは点になるわけがない」わけですから。

必然的にまず、「書きたいだけの解答を書くだけのスピード」が優先され、結果字が汚くなる、という。


◆私の場合、それとは別の次元で、腱鞘炎が痛くて、「きれいな字を書く」とか言ってる場合じゃなかったんですが。

それでも、講師の先生方の「字が汚いからといって落ちるということはない」という言葉を信じて、「読めるものなら読んでみろ」的な字を書いていたわけです。


◆それが、そのOBの税理士先生曰く、「あんまり汚いと読む気がしない」と一言。

今はどうなのかわかりませんが、当時は税務署(国税局?)の方が、残業時間で、採点を行っていたそうです。

そんな状況で「読めるものなら」の解答がまわってきたらどうなるか?

「読まない、とは言わないけれど、好意的には読めない」のだそう。


◆税理士試験は、ボーダーですと、1箇所の得点差がそのまま合否に直結します。

そこで私が受験生時代に専門学校の講師の先生から言われたお言葉も。

●「下手な字」と「汚い字」は違う

⇒下手な人は下手なりに、丁寧に書くようにするべき!

●字と字の間はあまりくっつけすぎないようにする

⇒細かい字がビッシリくっついて書かれていると、お年を召した方が採点していた場合、かなり不利な予感。

●段落ごとに字の大きさや書き出し位置を変える

⇒見出し部分は普通部分より大きく書き、また、小見出し等階層が複数に分かれている場合、書き出しの位置を徐々に右にずらしていくと、見栄えがいいようです。


・・・もちろん、こういう「見栄え」の問題以上に、問われた問題に適切に解答する能力は必要ですが(汗)。


◆参考までに、最近私の字の汚さを見るに見かねた知人から勧められた本をご紹介。

いや、もちろん字がきれいであれば、実務でも色々いいことがあるのはわかっているんですが(汗)。


六度法ノート—富澤敏彦の「美しい字を書く技術」
小学館
富澤 敏彦(著)
発売日:2004-04
おすすめ度:4.5

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