2007年06月18日
◆「ラジカル・マスター学習法」がアマゾン1位に!
◆先日ご紹介した、稲垣 勉さんの「ラジカルマスター・学習法」が、いつの間にか、アマゾン総合ランキングの1位になっていました。
そのため、当ブログにも検索記事経由で多数の方に訪れていただいております。
そこで今日はあらためて、この本について思うところを書いてみようかと。
そのため、当ブログにも検索記事経由で多数の方に訪れていただいております。
そこで今日はあらためて、この本について思うところを書いてみようかと。
◆まず、上記記事でも書いたように、本書は「文章の圧縮」こそがキモであり、そのようなやり方で対応が効く試験と効かない試験があることは、認識しておいて頂いた方がいいと思います。
また、稲垣さんがラジカル・マスター学習法の手法として挙げている「正方形の法則」「ワンパレットの原則」と言ったテクニックも、あくまで方法論というか、「戦術」的なお話になります。
ゆえに、最初に勉強を始めるに際して、「戦略」がしっかりしていないと、小手先だけで終わってしまう可能性も・・・。
◆実はこんなことを書いているのは、最近、社会人の方が「何となく勉強してみようかな」的に勉強本を手にしているような風潮を感じているからなんです。
もちろん、そのこと自体は大変素晴らしいと思いますが、本書はそのような方のためにある本ではないと私は思っているわけで。
キチンと受けたい試験があって、それに向かってどう対処しようか、という人に対してなら、この本が「向く・向かない」という事も言えるのですが、ただ会社で普通に働いていて、将来に不安があって、「勉強でもしてみようかな」的なノリで本書を手にするのなら、本書はあまり有益ではないと思います。
◆実際に稲垣さんが取得された資格試験の勉強には、向いている可能性は大いにあるのですが、残念ながら私自身、それらの試験を受けた事がないので、きちんとしたことは言えず・・・。
ただ、宅建と行政書士の試験に合格されている以上、それなりの効果があるとは思っています。
◆ちなみに、本ブログの通常の読者であろう税理士試験受験生の方に言っておきたいのは、前にも書いたように、本書のやり方で個別理論を暗記する事はオススメできないということ。
応用理論の柱を挙げる程度にとどめて置くのが無難だと思います。
ただし、「1年で4科目以上受ける」ような方の場合、ハナから全部の理論をフォローするのは無理なので、この本に書かれたやり方で挑戦するのもアリかもしれません。
いずれにせよ、過激なやり方でやる以上、担任の先生のアドバイスだけは聞いておいて下さい。
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