2007年05月01日
◆記憶のための下準備
◆椋木先生が例として挙げてらっしゃるのが、「条文」。
実際、先生は記憶術を教えている関係から、よくこういう質問を受けるそうです。
「覚えにくい条文を記憶するには、どうしたらいいのですか」
それに対して先生は
「子供から『この条文はどういう意味?』と質問されたら、あなたは何と答えますか」
と逆質問するとか。
つまり「わからないことは、覚えにくい」ということ。
◆ただし、わからないことであっても、法則性のあることや、自分に結び付けて考えられることは、容易に頭に入ります。
たとえば。
01 05 09 13 02
16 17 18 19 06
12 24 25 20 10
08 23 22 21 14
04 15 11 07 03
この25個の数字の羅列を30秒で暗記して書き写すことも、これらの数列の法則に気が付けば簡単です(詳細は本書で(笑))。
◆結論として、以下の3つを探すことにより、記憶の効率は劇的にアップします。
1.何か共通点はないか
2.どこか法則はないか
3.どこかパターン化したものはないか
◆私の理論暗記用のマーキングの仕方もまさにコレ。
先生が授業中に指示したマークにはもちろん従いましたが、暗記する際には、独自のマーキングで行っていました(結果的に最大10色とか使ってマークしてたのですが(汗))。
なお、語句の重要度と、暗記する際のフックとしての重要度は違うと私は思ってます。
一応ご参考まで。
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