2007年04月06日
◆合格体験記から勉強法を学ぶ(その3)
◆ちょっと間があいてしまいましたが、『私の税理士試験合格作戦'04年版』から、税理士試験の勉強法についてお送りします。
前回までの記事:
合格体験記から勉強法を学ぶ(その2)
合格体験記から勉強法を学ぶ
前回までの記事:
合格体験記から勉強法を学ぶ(その2)
合格体験記から勉強法を学ぶ
◆今回はYMさんの体験記です。
■覚えるというより読み砕く
『税法の理論は独特の言いまわしがあるため、そのままでは覚えにくいものもある』
『ある程度パターン化させ、自分の言葉で覚えた理論をそのパターンに当てはめていく』
『この方法をとった結果、応用理論や、忘れたり、知らない理論でも自分の知識で書くことができた』
◆この方も、自分で理論を「カスタマイズ」されています。
もちろん、応用理論の場面では皆、ある程度カスタマイズせざるを得ないのですが、できれば個別理論をカスタマイズする時は、担任の先生等に見てもらった方がいいと思います。
また、今の試験傾向や採点傾向は知らないのですが、バリバリに個別理論が単独で出された場合には、内容を「減らす」カスタマイズではなく、「増やす」カスタマイズしていた方が有利だと言われていました(差がつきにくいので)。
■他人に説明・回答する
『ゼミ学習(この方の通った専門学校にはこういう方法をとっていたそうです)の中で、「他人の質問に対して説明する」行為が非常にいい勉強になった』
『相手に上手く伝わらなかったり、言葉に出来なかったときは「わかったつもり」であったことに気が付いた』
『さらに自分が考えもつかなかった質問をされることで、一つの問題に対して、さまざまな視点から考える習慣が身についた』
◆丁度先日、ムギさんの「ムギ流学習のコツ5箇条」でも、『「言葉で伝えられる内容のみが真の身に付いた学習」であり、「言葉にできないものは、実は理解できていないのだ」』という教えがありましたね。
留意しておきたいところです。
というわけで、改めてこの本が楽しみ(笑)。
もちろん、合格体験記も忘れずに。
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