2007年03月22日
◆記憶力向上には香りが有効
◆記事の内容は次の通り。
●74人の被験者を対象に、神経衰弱と同様のルールのカードゲームを実施
●一部の被験者だけにバラの香りを嗅がせる
●ゲーム終了後、MRI(磁気共鳴画像診断)装置により睡眠中の脳の働きを分析
●一部の被験者には睡眠中に再びバラの香りを嗅がせる
●翌日再度カードゲームを実施したところ、バラの香りを嗅いだグループの正解率は97.2%、嗅がなかった方のグループの正解率は86%
●またMRI装置を使った分析では、徐波睡眠の間にバラの香りを嗅いだ被験者の脳で、記憶をつかさどる海馬部分が活発になっていた
◆この記事のミソは、実験中だけではなく、睡眠中(ノンレム睡眠中)にバラの香りを嗅がせたことのようです記事に一部、わざわざ追加で補足があったくらいですし)。
ということは、先日話題になったバラの香りのガムを噛みながら勉強するだけでは、ダメなんですね。
◆従来、睡眠中の香りについては、熟睡を促すもの(ラベンダー等)が良いと言われていました。
私も受験時代は不眠気味だったので、眠れない時にはアロマを用いておりましたし。
ただ、受験生であるアナタにとっては、単によく眠れるだけではなく、今回の実験結果を踏まえた上で、海馬の活動まで考えてみるのも良いかもしれませんね。
参考:記憶力の向上には香りが有効=独調査
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