2007年03月05日
◆マインドマップの活用(その3)
◆ちょっと前の本になりますが、税理士試験の合格体験記で、「マインドマップで理論暗記をした」という人の話が載っていたことがありました。
これですね(しかも冒頭の方です)。
もうアマゾンだとマーケットプレイスしかないんですが。
◆個人的な見解として、マインドマップは理解を助けるという点については同意できるのですが、実際にそのやり方で理論暗記を私自身がしていないので、何ともいえない部分があります。
・・・って前の記事でも似たような煮え切らないことを書いてましたね(笑)。
◆特に、税理士試験(?)のように「一字一句暗記する必要がある」試験に、マインドマップが本当に合っているのか、難しいところだと思います。
というのも、本当のマインドマップというのは、「単語だけ」書くのであって、「フレーズ(もちろん文章も)は書かない」からです。
もちろん、この方が一字一句全部マップ化したのなら別ですが。
◆しかもこの方、「暗記理論を90題テープに吹き込み、それを速聴器で3〜4倍で聴きまくる」というやり方も行われています。
3倍はまだしも、4倍というのは、かなり速いです。
私は速聴ソフトで音声教材を聞くときでも、まだ4倍にはしたことがないですし。
◆それで私が何を言いたいかというと、結局「そういったやり方がオールマイティだと思っていただきたくない」ということ。
理論暗記は地道な作業です。
マインドマップや速聴は、その作業を助けることはできても、全部を任せることはできません。
それを認識した上で、これらのツールを上手く活用できれば宜しいのではないでしょうか? 人気blogランキングへ