2007年02月19日
◆「高速大量回転法」と「速読勉強術」(その4)
◆引き続き宇都出雅巳さんの推奨されている勉強法、「高速大量回転法」についてお送りします。
今回は特に「範囲と質のトレードオフ」という点に着目してみたいと思います
前回までの記事:
「高速大量回転法」と「速読勉強術」(その3)
「高速大量回転法」と「速読勉強術」(その2)
「高速大量回転法」と「速読勉強術」
今回は特に「範囲と質のトレードオフ」という点に着目してみたいと思います
前回までの記事:
「高速大量回転法」と「速読勉強術」(その3)
「高速大量回転法」と「速読勉強術」(その2)
「高速大量回転法」と「速読勉強術」
◆「高速大量回転法を行なうための前提」として、
「対象を絞り込むこと!」
というものがあります。
つまり、範囲を狭くすることによって、大量回転の質を高め、かつ、所要時間を短くすることにより、さらなる回転を生み出すのです。
◆ところが往々にして、試験直前の受験生は逆の行動をとります。
「試験に出るかもしれない」という不安から、範囲をひろげてしまうのです。
特に直前期になると、「直前対策講座」等々が開かれ、つい手をだしてしまいたくなりますが、これは実は危険。
新しい内容を取り入れれば、当然回転数は落ちていくわけで、今までの努力が無駄になりかねません
◆これを「範囲と質のトレードオフ」と言います(なお、小冊子等ではそのように呼んでいたのですが、今回出版された本ではそういう言い方はされていません)。
両立させることは非常に難しいです。
もちろん、新しい知識による点数アップの効果はあるかもしれませんが、ただ、それによって失っているものにも目を向けるべきではないでしょうか?
もっとも、回転が落ちたことによる失敗はわかりにくいですが、新たな1問を覚えなかったことによる失敗は非常にわかりやすいので、なかなか難しいところなんですが・・・(汗)。
(つづく)
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この記事へのコメント
1. Posted by ねじりはちまき鳥 2008年10月25日 19:54
宇都出さん、はじめまして。
ねじりはちまき鳥と申します。
先日、podcastの「通勤立ち読みブックラリー」を聞き、宇都出さんの著書に興味をもちました。
宇都出さんが本と出会ったことで、幼い頃からのコンプレックスを乗り越えられたことを、「私と同じように本によって
救われた人がここにもいたんだ・・・」と共感しました。
「速読勉強術」を読了したところで、
ブログに感想を書かせていただきました。同時に「スピード読書術」も読んでいますが、今までの自分の読書に新たな選択肢を頂いたようです。
もしお時間がありましたら、ブログにも目を通していただけたら嬉しいです。
どうぞ宜しくお願いします。
これから先、出版される著書を楽しみにまっております。
ねじりはちまき鳥
ねじりはちまき鳥と申します。
先日、podcastの「通勤立ち読みブックラリー」を聞き、宇都出さんの著書に興味をもちました。
宇都出さんが本と出会ったことで、幼い頃からのコンプレックスを乗り越えられたことを、「私と同じように本によって
救われた人がここにもいたんだ・・・」と共感しました。
「速読勉強術」を読了したところで、
ブログに感想を書かせていただきました。同時に「スピード読書術」も読んでいますが、今までの自分の読書に新たな選択肢を頂いたようです。
もしお時間がありましたら、ブログにも目を通していただけたら嬉しいです。
どうぞ宜しくお願いします。
これから先、出版される著書を楽しみにまっております。
ねじりはちまき鳥