2007年02月13日
◆「高速大量回転法」と「速読勉強術」(その2)
◆それでは、予告どおり上記「速読勉強術」から、特に「高速大量回転法」に関連した部分についてお送りしましょう。
★高速大量回転法の原則
●「速く読むから理解できる」
●「1回目より2回目のほうが速く読める」
◆最初の原則については、初めて聞く人なら「ハァ?」となってしまいますよね。
これは宇都出さん曰く「本を読むということは、忘却との戦いである」とのこと。
確かに時間をかけてゆっくり読むことでなにがしかの発見があるかもしれません、
しかし、時間をかけても、読んだことを忘れてしまったのではじっくり読む意味がまったくありません。それなら、いっそのこと速読できるかどうかにかかわりなく、とにかく「速く読む」ことが、理解するためにプラスに働くだろうと考えたわけです。
◆もう一つの原則である「1回目より2回目のほうが速く読める」という点については、逆に「当たり前じゃない」と思われる方が多いかもしれません。
実際、速読教室に通ったことがある私は経験があるのですが、「読書スピードが何十倍になりました」と言う際の測定対象は、「同じ本」でした。
しかも場合によっては、同じ本を何十回と読んだ上で、一番最初と最後のスピードで比較したりします。
そんなのどこに何が書いてあるか覚えちゃいますって(笑)。
「・・・あれ?覚えちゃってるの?自分(汗)」
◆ここに実は「高速大量回転法」の「大量回転」の意義があります。
つまり、速く読める分、繰り返して読むのです。
(つづく)
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