2007年01月29日
◆メタ記憶について
◆今回は、以前から気になっていた、記憶力に関することについてお話します。
アナタは、定期試験等で「イチかバチかで解答したら、たまたま正解していた」ということはないでしょうか?
もちろん、その部分を白紙で出すよりは、何か書いた方がいいとは思います(というか、本試験なら必ず何か書かなければなりません)。
ただ、正解していたからと言ってそのまま放置するのは、ある意味、間違えて心に刻まれるより問題です。
アナタは、定期試験等で「イチかバチかで解答したら、たまたま正解していた」ということはないでしょうか?
もちろん、その部分を白紙で出すよりは、何か書いた方がいいとは思います(というか、本試験なら必ず何か書かなければなりません)。
ただ、正解していたからと言ってそのまま放置するのは、ある意味、間違えて心に刻まれるより問題です。
◆タイトルにあげた「メタ記憶」とは、簡単に言うと、『ある事象について、「それを記憶しているかどうか」「記憶しているならそれはどのくらい正確か」といった記憶のこと』になります。
つまり、冒頭の「イチかバチか状態」というのは、自分の記憶に関してあいまいな部分があることに他なりません。
◆東京大学において、ある研究チームが「メタ記憶」というものについて実験した時の質問例をご紹介します(http://www.physiol.m.u-tokyo.ac.jp/sousetu/souzou.htm)。
「エベレストの登頂に最初に成功したのは誰か?」
◆答えは、エドモンド・ヒラリー(とネパール人のシェルパのテンジン・ノルゲイだそう)。
ただ、ここで問題なのは、正解できるか否かではなく、「知ってるか知らないか」を即答できなかった場合なのです。
(続く)
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つまり、冒頭の「イチかバチか状態」というのは、自分の記憶に関してあいまいな部分があることに他なりません。
◆東京大学において、ある研究チームが「メタ記憶」というものについて実験した時の質問例をご紹介します(http://www.physiol.m.u-tokyo.ac.jp/sousetu/souzou.htm)。
「エベレストの登頂に最初に成功したのは誰か?」
◆答えは、エドモンド・ヒラリー(とネパール人のシェルパのテンジン・ノルゲイだそう)。
ただ、ここで問題なのは、正解できるか否かではなく、「知ってるか知らないか」を即答できなかった場合なのです。
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