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2006年12月20日

◆理論暗記方法の検証

◆今日は、理論暗記における、記憶法について検証してみたいと思います。

対象は、前回までヒアリングしたAクンの暗記方法

  参考:
  理論暗記のやり方について
  理論暗記のやり方について(その2)
  理論暗記のやり方について(その3)
  理論暗記のやり方について(その4)


実際、自分のやり方とは違うので「こういう効果があるだろう」という推測なんですが。


◆さて、最初から受け売りのお話です(笑)。

お馴染み池谷裕二先生「記憶力を強くする」と言う本に、「記憶の3箇条」というものがうたわれています。


◆その中のひとつに「まずは大きく捉えるべし」というのがあります。
(他の2つについては、またいずれ(笑))

科学者らしく(笑)池谷先生は動物で実験されているのですが、

○「ブザーが鳴っている時にレバーを押すと餌が出てくる」という仕組みの中にネズミを入れて、条件付けを覚えさせる

○次に「音を変えて、特定の音(例えば”ド”)でないと餌が出ない」ようにする

○数多くのテストの結果、初めは複数の音の違いがわからないネズミも、”ド”と”ソ”の区別がつくようになり、さらには”ド”と”ド♯”の区別もつくようになる

○ただし、まだ”ド”と”ソ”の区別がつかないネズミに”ド”と”ド♯”の音を聞かせても、いつまでたっても区別できない

○つまり、ちがいの大きなものを区別できるようになってからでないと、小さいものは区別できない

○従って、細かい事象の差を知るためには、まず一度大きく事象をとらえて理解することが必要である


という結論を導き出されています。

これがどうAクンの理論暗記と結びつくかは、次回にて。

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