2006年11月02日
◆「学習の転移」(「べき乗効果」その1)
◆今日お届けするのは、また池谷裕二先生の本からです。
昨日お名前を出した池谷裕二先生は、それこそ「脳」に関するたくさんの本を書かれてます。
必ずしもそれらが全て勉強に直結しているわけではありませんが、その中でも「レミニセンス」と同じくらい、私が興味を持ったのが、
「べき乗効果」
というものです。
◆その説明の前に前提となる、「学習の転移」について簡単に概略を。
●例えばAという事象を記憶したとします。
するとこの時、実はAという事象だけでなく、そのAという事象の「理解の仕方」(これを「方法記憶」といいます)も脳に格納しているのです。
●従って、次にBという事象を覚えようとするときに、先のAの方法記憶が無意識のうちにBの理解を補助し、より簡単にBを記憶できるようになります。
この事を「学習の転移」といいます。
(続く) 人気blogランキングへ
│必ずしもそれらが全て勉強に直結しているわけではありませんが、その中でも「レミニセンス」と同じくらい、私が興味を持ったのが、
「べき乗効果」
というものです。
◆その説明の前に前提となる、「学習の転移」について簡単に概略を。
●例えばAという事象を記憶したとします。
するとこの時、実はAという事象だけでなく、そのAという事象の「理解の仕方」(これを「方法記憶」といいます)も脳に格納しているのです。
●従って、次にBという事象を覚えようとするときに、先のAの方法記憶が無意識のうちにBの理解を補助し、より簡単にBを記憶できるようになります。
この事を「学習の転移」といいます。
(続く) 人気blogランキングへ
