2006年10月19日
「フラボノイド・フィセチン」って?
武蔵野大学の阿部和穂教授らと、米ソーク研究所の共同研究グループは、イチゴなどに含まれる成分の一種に、記憶力を向上させる効果があることを、動物実験で突き止めた。
◆マウスを使った実験によると、どうも、イチゴや果物のカキに含まれる「フラボノイド・フィセチン」という物質にその秘密があるらしいです。
動物の脳では海馬という部分で、神経細胞間の情報伝達の効率が高まる「長期増強(LTP)」という現象が、記憶の保持に深く関わるといわれているのですが、このフィセチンは、LTPを促進していると考えられるとのこと。
◆ただし、イチゴ自体に含まれる成分の量自体は微量なため、「イチゴだけを食べてみても効果は見込みにくい」とのことですので、あしからず・・・。
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