「フラボノイド・フィセチン」って?:管理人の記憶力で「フラボノイド・フィセチン」って?を解説!



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2006年10月19日

「フラボノイド・フィセチン」って?

◆今日は日経産業新聞の記事で気になったものを(10月18日号)。

なんでもイチゴの中に記憶力向上に効果がある成分が発見されたとか。

 武蔵野大学の阿部和穂教授らと、米ソーク研究所の共同研究グループは、イチゴなどに含まれる成分の一種に、記憶力を向上させる効果があることを、動物実験で突き止めた。


◆マウスを使った実験によると、どうも、イチゴや果物のカキに含まれる「フラボノイド・フィセチン」という物質にその秘密があるらしいです。

動物の脳では海馬という部分で、神経細胞間の情報伝達の効率が高まる「長期増強(LTP)」という現象が、記憶の保持に深く関わるといわれているのですが、このフィセチンは、LTPを促進していると考えられるとのこと。


◆ただし、イチゴ自体に含まれる成分の量自体は微量なため、「イチゴだけを食べてみても効果は見込みにくい」とのことですので、あしからず・・・。
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